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PDIニードル

製品コード
M-2217
本体参考価格
30,000円(税抜)

灌流と拡張を兼ね備えたイノベイティブな一本。

ご考案者 藤本 雅大 先生
コメント
「本製品は涙管通水検査と涙道内薬液注入・涙点拡張の連続操作を可能としたものである。 洗浄針の全長が短く、支える手の固定も容易であり、初心者にも扱いやすい。患者さんが座った状態での通水検査も容易な形状と言える。

利用する場面としては、通常の仰臥位での通水検査はもちろんのこと、座った状態での通水検査、涙道内視鏡検査や涙道手術前の涙道内薬液注入から涙点拡張の連続操作、また一時的に涙点拡張をして涙点狭窄がどの程度導涙機能に影響を及ぼしていたかを調べることができる。

使用法は、用途に応じて生理食塩水もしくは、薬液等を充填した2.5mlシリンジにPDIニードルをつける。ガーゼをあて、瞼縁に対して垂直に涙点へと挿入する。

上涙点アプローチであれば耳上側に、下涙点アプローチであれば耳下側に指で牽引をかけた状態で、PDIニードルを瞼縁に対して水平に倒し、涙小管水平部へとPDIニードルの先を少し進めた状態で、通水を行う。涙点拡張を行う場合は、逆流した薬液等を拭き、再度牽引をかけた状態で行う。

涙点拡張の際に問題になるのは涙小管水平部における仮道形成であるが、薬液等で涙小管管腔を灌流して拡張した後に、連続して先端形状が鈍のPDIニードルで涙点を拡張するため、仮道形成の可能性が低くなる。

下涙点から通水検査を行った場合の結果の解釈の例を挙げる。
通水不能か下涙点のみから逆流がある場合は下涙小管閉塞であり、上涙点からの逆流がある場合は総涙小管以降の閉塞となる。 逆流までのタイムラグ、逆流内容物によって、総涙小管閉塞か鼻涙管閉塞かを判断する。確定診断のためにはさらに涙道内視鏡検査を行うこととなる。」

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全長 30mm シャフト 4mm / Φ0.6mm-Φ2.0mm
クラス分類 I JAN 4547451334170
JMDN 34899031

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