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横井氏カレーシス剪刀 エボリューション

製品コード
M-1406A
本体参考価格
60,000円(税抜)

3ブロック切除法(横井法)を実現する必須アイテム。

横井氏カレーシスマーカーエボリューション

前モデル(M-1405)に比べて、子午線方向の左右各2本のラインの間隔が狭くなっています。弛緩した下方結膜を3つのブロックに分けて結膜切除を行う際に、一般に、耳側結膜の弛緩の範囲が広いため、より広い範囲を耳側に割り当て、かつ、それを左右眼で選択できるよう、左右に各2本のラインを設けています。
実際の使用では、鼻側から1本目と3本目のラインを選択することで3つのブロックを作ることができます。また、マーキング用インクの塗布がより容易になるように、塗布面をより平滑に仕上げました。

横井氏カレーシス剪刀エボリューション

切断力をより強くするために、前モデル(M-1406)の刃の表裏をフラット形状と致しました。さらに刃の最先端部分に厚みを加えました。結膜下の組織のしごき出しが容易で、硬い線維組織(CPF:capsulopalpebral fascia)でも切除しやすい設計となっております。

ご考案者 横井 則彦 先生(京都府立医科大学附属病院 眼科)コメント

「結膜は、ルーズな組織であるため、切開や切除を行うと、創縁のいずれの部位同士がもともと対応していたかが分かりづらくなります。 カレーシスマーカーは、結膜弛緩症に対して3ブロック切除法(横井法)を行う際の道しるべとして役立ちます。
本マーカーは、弧状の体部と4本の子午線方向の足からなりますが、実際の使用にあたっては、まず、下方の弛緩結膜の表面を周辺に向けてマイクロスポンジで軽く擦るようにして、弛緩結膜を周辺に寄せ集め、下方の球結膜表面に弛緩のない状態を作っておいてから、半側ずつ、押し付けるようにしてマーキングします。弧状の結膜切開を終えた後、出血や弛緩のために創縁同士の対応を見失っても、足のラインをマーキングの直後の状態に合わせ直すことで、切開前の結膜の状態を再現することができます。そして、次に各ブロックで結膜切除を行った後、輪部側の創縁の足のマークに向けて通針することで、的確な縫合を行うことができます。
エボリューションタイプでは、長年の手術経験によって、最適の足の位置が決まると共に、塗布面が平滑になり、インクが塗りやすくなりました。すなわち、本マーカーをもって、カレーシスマーカーは、最終完成版となりました。 カレーシス剪刀は、カレーシスマーカーの弧状の湾曲部と同様の曲率をもった部分と直線状の先端部分からなるため、これ一本で、弧状の切開と子午線方向の切開を行うことができる便利な剪刀です。結膜弛緩症に対する3ブロック切除法(横井法)においては、傷んだテノン組織や、弛緩した硬いCPF(capsulopalpebral fascia、円蓋部挙上型結膜弛緩症の場合)をしごき出して切除する、結膜下組織の切除ステップが重要ですが、エボリューションタイプでは、剪刀の腰が強くなり、それが、容易にできるようになりました。本改良をもって、本剪刀も最終完成版となりました。」

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全長 108 刃先 12
クラス分類 JMDN 35327001
JAN 4547451323433

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製品コード 製品名
M-1405A 横井氏カレーシスマーカー エボリューション

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