「企業活動及び医療機関等との関係の透明性に関する指針」
Ⅰ 目的
株式会社イナミ(以下、当社)は、生命ともいうべき光を通して“視る”という喜びを分かち合うため、各種検査・診療・手術用機器の製造販売を通じ、国内外の眼科医学の進歩に携わり、多様化する医学会の要求に応えるべく日々邁進している。 しかし、医学会の要求や医療技術の進歩に応えていくためには、大学等の研究機関・医療機関等との連携が不可欠であり、その連携活動ではときに対価として金銭等の支払いが生じることもある。 これらの連携活動を明確にし、お互いの透明性を確保することで、社会から高い信頼を得られる企業を目指し医療機関への資金提供に関する情報を公開する。Ⅱ 行動基準
当社は、日本医療機器産業連合会(以下、医機連)で定める「倫理綱領」「企業行動憲章」「医療機器業プロモーションコード」及び医療機器業公正取引協議会が定める「医療機器業公正競争規約」とそれらの精神に従い医療機関等との関係の透明性を確保する。Ⅲ 公開の時期および方法
各年度における医療機関等への資金提供に関する情報を当該年度の決算確定後に当社のWebサイト等を通じて公開する。公開は2014年度から実施(2013年度分2012.8.21~2013.8.20から公開)
Ⅳ 公開の範囲および内容
当社が公開する医療機関への資金提供に関する情報の範囲および内容は次の通りとし、消費税は税込表示とするA 研究費開発費等
公的規制のもとで実施される各種試験、報告、調査等(臨床試験、治験、製造販売後臨床試験、不具合・感染症症例報告、製造販売後調査等)及び企業が独自に行う調査等の費用が含まれる。・共同開発費:年間の総額
・委託研究費:年間の総額
・臨床試験費:年間の総額
・製造販売後臨床試験費:年間の総額
・不具合・感染症症例報告費:年間の総額
・製造販売後調査費:年間の総額
B 学術研究助成費
医療技術の学術振興や研究助成を目的として行われる奨学寄附金、一般寄附金、および学会等の会合開催を支援するための学会寄附金、学会共済費が含まれる。・奨学寄附金 ○大学○教室 :○件○円
・一般寄附金 ○大会(○財団):○件○円
・学会寄附金 第○回○学会(○地方会・○研究会):○円
・学会共催費 第○回○○学会○○セミナー:○○円)
C 原稿執筆料等
自社医療機器の適正使用等に関する情報提供のための公演や原稿執筆、コンサルティング等業務委託に関する費用が含まれる。・講師謝金 ○大学(○○病院)○科○教授(部長):○件○円
・原稿執筆料・監修料 ○大学(○病院)○科○教授(部長):○件○円
・コンサルティング等業務委託費 ○大学(○病院)○○科○教授(部長):○件○円
D 情報提供関連費
医療関係者に対する自社医療機器の適正使用、安全使用の為に必要な講演会、模擬実技指導、説明会等の費用が含まれる。・後援会費:年間の件数・総額
・説明会費:年間の件数・総額
・医学・医療工学関連文献等提供費:年間の総額
E その他の費用
社会的儀礼としての接遇費用・飲食費・慶祝・香典・供花の費用も含まれる。・接遇等費用 年間の総額