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[M-127CR] 森井式眼内レンズフック“かおりの逆フック”

森井式眼内レンズフック“かおりの逆フック”

眼内レンズの摘出に最適な1 本。

ご考案者 森井 香織 先生(兵庫県 明石市 あさぎり病院 眼科)コメント

「眼内レンズを摘出する必要があるような症例では、眼内レンズを虹彩上に引き上げる際に前房内操作が大きく、虹彩や角膜内皮に障害をあたえるきらいがあります。レンズフックは眼内レンズを回転させながら垂直下方向に操作していきますので、レンズは必ず下方向に押し込まれ、逆の上方向への動きを行おうとすると乱雑になります。この器具は、レンズフックの先端を逆方向に曲げることにより、今までの器具にはなかった前房内垂直上方向への動きをスムーズに行うことが可能です。眼内レンズ支持部に逆レンズフック先端をあて回転させると、自然にフックが眼内レンズ後面にまわり、眼内レンズが水晶体嚢から虹彩上に出てきます。また、眼内レンズ縫着時のレンズコントロールも容易にでき、白内障手術時の眼内レンズのトラブルにも、レンズフックと逆レンズフックを左右サイドポートから同時に使用することで、簡単に対応でき、便利です。」

Dual Chopテクニック:超硬い核の分割に救世主
大内雅之(大内雅之アイクリニック) コメント

「なんとか割って処理できるか」・・・ところが、始めてみるとどうしても割れない核。時に遭遇します。硬くてチップが打ち込めなかったり、上半分だけが割れて、底の方が割れずに残ったり、分割不全には様々なパターンがあります。一度不完全な分割に陥った核は、超音波チップとフックを用いたまま水平平面上で分割動作を繰り返しても、分割操作の力が、ますます伝わりにくい形になっているので、全く異なった力を加えてやる必要があります。
核片の下に粘弾性物質を敷き、後嚢との間にスペースを作ったら、その空間で、核の下に逆レンズフックを潜り込ませます。先端は上を向いているので、後嚢とは屈曲部のみが接するため、破損の危険無く挿入出来ます。そして核を少し持ち上げたら、もう一方の手に持ったフェイコチョッパーを、こちらは核の上面から突き刺し、二本の器具で挟み撃ちするように核にめり込ませてゆきます。この時点で、多くの核は割れていますが、割れていないときは、このまま二本の器具を左右、または前後に動かすと良いでしょう。どんなに硬いタンパク質の塊も、尖った金属で挟めば、切れてくれます。逆レンズフックを使った、「Dual Chop法」、皆様の難症例対策に、最終手段としてご用意ください。

フラッパー

ギャラリー

製品スペック

製品コード M-127CR JAN 4547451320029
JMDN 32767000 製造販売届出番号 13B1X00048000576
クラス分類 1 参考価格(税抜) 30,000円(税抜)

詳細スペック

マテリアルSUS
全長(mm)98
先端(mm)0.2 x 0.5
入り数1

考案者

森井 香織

森井 香織 先生

兵庫県神戸市 森井眼科クリニック
Webサイト:https://morii-eye.com/

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