炭酸ガスレーザーメス用挟瞼器。

ご考案者 杉田 達 先生（東京都 葛飾区 杉田眼科）
コメント
「炭酸ガスレーザーメスでは、従来の角膜保護用の金属コンタクトレンズで眼を保護すると、角膜糜爛や軟膏で、術後視力が一時的に低下するきらいがありました。この器具は、上眼瞼にクリップ状に挟んで簡便に固定することで、このような不快を生ぜずに、眼球保護が可能です。

また、従来の挟瞼器は助手が柄を保持していましたが、時として、柄の重さで眼瞼から外れたり、眼瞼に負荷がかかりやすいのが欠点でした。本器は助手に保持してもらう必要がなく、金属メスでの上眼瞼皮膚弛緩症や腫瘍の手術時にも簡便に使用できます。」