森 和彦先生　コメント

隅角癒着乖離術（GSL）用のスパーテルとしては、もっとも歴史のあるものです。それまでは、隅角癒着乖離針が用いられていましたが、先端形状が大きく太かったため、新たに開発しました。

先端が薄い杓文字（しゃもじ）状であるため、ピンポイントで癒着を乖離することが可能です。また同様に、虹彩後癒着の解除にも用いることができます。モリゴニオレンズとの組み合わせにより、全周の隅角へのアプローチが容易になります。