これからの“持針器の新定番。その一針に圧倒的な“汎用性と保持力”を
全国の先生方に実際にご使用いただき、多くのご感想をお寄せいただいております。
野田 実香 先生(東京都葛飾区 野田実香まぶたのクリニック)
「16gという驚異的な軽さと、しっかりした剛性を両立した持針器。メタリックな質感はまるで医療版ゼロハリバートン。長めの滑らかなグリップは手に吸い付くように馴染み、大小問わず手にフィットする。やや強めにカーブした先端は、鉛筆持ちに最適。特に6ー0以上の針糸を使う眼瞼手術に向いている。断面は平たく、スナップの効いた動作を前提とした設計。ラチェット音も控えめで、患者さんの恐怖心を抑えられる。型番の「2173」は「INAMI」の語呂合わせ。遊び心と本気度が伝わる。」
安積 淳 先生(兵庫県神戸市 神戸海星病院 )
「本製品は幅広い外眼部手術術式に対応可能で、眼表面、緑内障、斜視、涙道、眼窩などの縫合にご使用いただけます。6-0バイクリルから10-0ナイロンまで幅広い糸に対応し、深部での通糸操作でも確実かつスムーズな操作性を実現。ハンドル部分は持ちやすさに優れ、長時間の使用でも違和感を感じにくい設計です。サイズ感は大きめでありながら、針をしっかり保持できる安定感があり、重さを感じさせないバランスの良さを備えています。また、針の掴みが強く、安定した把持力によって精密な操作をサポートします。」
石嶋 漢 先生(札幌市 さっぽろ眼科・形成外科クリニック)
「先端がダイヤモンドグリップになっているので、細い針もしっかり把持できます。また、力を入れて通糸しても針が不用意に回転しにくい点も良いと思います。さらに、先端が細くなっているため細かい操作がしやすく、扱いやすい印象です。」
尾山 徳秀 先生(新潟県魚沼市 うおぬま眼科 )
「ダイヤモンドグリップのおかげで、針が滑ることなく5-0、8-0の太さの糸がついた針もしっかりと保持できました。軽い保持でも安定しており、扱いやすいと感じました。また、ヒンジ部の工夫により糸が引っかかることもなく、スムーズに使用できます。
今回は止め有りのデモ器を使用しましたが、ロックを必要としない場面も多いため、止め無しタイプも用途に応じて選べるのは有用だと思います。保持力や操作性において信頼できるバランスの取れた持針器だと感じました。」
小林 真 先生(秋田県北秋田市 小林眼科医院)
「30年以上眼科手術に携わっていると、手術器具の形、大きさなど好みは固定され、ずっと同じような器具を使うようになり、大きな変更をためらうようになる。しかしながら、正直なところ完璧な器機というものに出会うことも少なく、何となく目の前にあるものを工夫しながらそつなく使っている毎日であるが、そもそもそうやって気を遣いながら手術するのもストレスである。
そんな毎日にあって今回ご紹介頂いた持針器は適度な重さとこれまでにない斬新なハンドル形状がしっとりと手に馴染む。
翼状片手術と眼瞼下垂手術で試用させてもらったが、ダイヤモンドブラストが施された把持面は、細い針はもちろん太めの針の把持性も抜群で、強膜半層への通糸や、眼瞼挙筋周囲組織、皮膚縫合時の通糸において全くブレが無く、そのまま結紮もスムーズに出来る。たぶん、必要に応じて強角膜縫合時の10-0ナイロン糸にも対応できると思われる。
手術でいちばん重要なのはリズムであり、それを乱すことなく手術を継続できる重要な器具の一つになり得る逸品である。」
鈴木 亨 先生(福岡県北九州市 鈴木眼科クリニック)
「手袋して持ってみると、すぐにわかります。
持ち手部分の加工がとても上品。普通の持針器と同じ硬い金属のはずなのに、柔らかい。指にしっかりなじむので、微妙な角度で組織に針を貫通させる時に安定感がある。涙道や結膜の手術では狭いところを無理な角度で縫う必要のある場面が必ずある。その時に安定感が際立つ持針器と思います。大ヒットの予感です。」
馬渡 祐記 先生(熊本市 まわたり眼科形成外科クリニック)
「本持針器は、6-0ナイロン糸においても針・糸が滑らず確実に把持できるため、瞼板への眼瞼挙筋群の縫着を安定して行うことができた。また、ユーティリティーハンドルはグリップ力が高く、余分な力を必要としないため、長時間の手術においても安定した操作性が得られた。
眼瞼手術は出血が多く、糸が滑って締結が困難になることがあるが、そのような状況でもダイヤモンドグリップの効果により滑りを感じず、瞼板への縫着がしっかりできるように感じられた。」
目黒 真里絵 先生(仙台市 仙台まぶたと眼のクリニック)
「今回、新型持針器を挙筋前転術、眉毛下皮膚切除術、下睫毛内反症手術などにて使用しました。使用した針糸は7-0ナイロンおよび6-0ナイロン、7-0PDSで、いずれの糸でもしっかりと針を把持でき、針落ちのストレスがありませんでした。
特に良かった点は、先端の細さと滑り止め加工のバランスで、極細針でも安定して保持できたことです。しっかりとロックさせなくても軽い力で針を把持することができました。
また、他の持針器と比べて針の向き調整がしやすく、狭い術野でも正確な角度で刺入できたのは特筆すべき点です。他にない特徴としては、軽量ながら操作性が高く、長時間の縫合でも手が疲れにくい設計であること、さらに、バネ圧が適度に抑えられており指先の感覚を損なわない点が非常に優れていると感じました。糸が引っかかることもなくストレスなく使用できました。
ハンドル部の加工も持ちやすく滑りにくいと感じました。今後の標準器具として積極的に使用していきたい製品です。」