検査でかかる体の負担を減らしたい!

 

お子様、お年寄りから大柄な患者様まで、ユニバーサルに対応するテーブルストローク。

スライディングテーブルのストローク幅は従来、機構上限度があり、なかなか小さなお子様から大柄な患者様まですべてに対応することが難しいとされていました。
イナミは技術と発想でこの問題をクリア。下限を600mmと業界で最も低く設定する機種の開発に成功しました。
これにより、どんな患者様にも無理させることなく診察を行える、開かれた診療空間をつくることが可能です。

80mmに思いやりを込めた機構、ケアテーブル。

ケアテーブルは、スライディングテーブルや電動光学台のテーブルトップを患者様の方向に向かって最大80mmスライドさせることができる機構です。これによって高齢の患者様、首や背中を痛めた患者様に無理な姿勢を強いることなく診察や検査を行うことができます。機器の使用時にはしっかりとスライドをロックすることができるので安心です。
加齢性疾患の多い眼科ならではの思いやりを機能として実現しました。

今後ますます増える車椅子の患者様に優しい施設設計を。

車椅子を使用される患者様のアクセスをより容易にするためのデザインが、イナミの診療設備にはなされています。
スライディングテーブルや電動光学台はストローク幅を、車椅子を念頭に置いて設定、また足回りも車椅子が無理なく入る設計にしています。
さらに電動患者椅子の移動に関しても、より容易に行えるようにキャスターの設計を行っています。

Smart Seating

『座板回転機能』
標準では座板の回転90度ごとにクリックを設けているため、患者様が診察の際に確実にドクターと向き合うことができます。
お好みに応じて、クリックのない回転仕様に変更することも可能です。

『座板の前後スライド機能』※オプション
オプションである座板の前後スライド(70mm)は、お年寄りや体の不自由な方が楽な姿勢のまま受診できるよう開発されました。

「Face-On」センサー

L-0296E スリットランプEGG LEDの顎台部に組み込まれたセンサースイッチ「Face-ON」によって、患者様の顔が顎台に乗ると同時にスリットが点灯、離れると同時に消灯するため、手によるスイッチの操作とスリットの点灯時間を最小限に抑えることができます。
また、「Face-ON」稼動時にはスライディングテーブルのイン/アウトにロックがかかります。これによって患者様の顔が顎台に乗った状態でスライドインしてしまうという万が一の事故を確実に防ぎ、安全なオペレーションを実現します。